【新聞ウォッチ】日米同時株安、トヨタ、ホンダも先行き懸念

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【新聞ウォッチ】日米同時株安、トヨタ、ホンダも先行き懸念
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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール

2002年9月5日付

●環境開発サミット「政治宣言」修正で合意、採択後閉幕へ(毎日・1面)

●富士重工、「スバルサンバーディアスワゴン」を一部改良発売 (読売・11面)

●凍結状態の「マッカーサー道路」都が認可申請、2009年開通予定(読売・35面)

●東証一時9000円割れ、世界景気先見えず(朝日・1面)

●いすゞ、乗用車販売24店を閉鎖(朝日・13面)

●JR東海、酒気帯びバス運転手を在宅で起訴(朝日・34面)

●社説・環境技術提携、競争心を忘れないで(東京・4面)

●トヨタ、「ビスタ」の特別仕様車、発売(東京・8面)

●ミニバンも上級車志向、中級から乗り換え、新車効果も(産経・9面)

●スタンレー電気、自動車ランプを中国で生産(日経・11面)

●トヨタ、福利厚生部門を分社、グループ全体の業務委託 (日経・11面)

ひとくちコメント

4日の東京株式市場は、前日に欧米の主要市場で株価が大幅に下落したのに加え、日米の景気先行き懸念などを背景に全面安の展開となった。きょうの各紙は「株価、一時9000円割れ、19年ぶりの安値」などと、一面や経済面などで大きく取り上げている。

懸念されるのは、危機の足音が産業界にも忍び寄っていることである。朝日は「同時株安、個人消費・輸出に逆風」、産経は「産業界も深刻」という見出しで今後の消費動向などを分析。

なかでも、国内販売が軽を除き12カ月連続で減少している自動車業界にとって、「良くなる材料は見当たらない」(ホンダ・土橋国内営業本部長)。また最大の稼ぎ頭、米市場に対してもトヨタ自動車は「(米市場は)大変強い 」(張社長)と見ていただけに内外の株式市場の先行きに不安を募らせているなどと報じている。

5日の東京市場は、連日の大幅下落の反動から買い戻されているが、午前の勢いは弱含みである。

《福田俊之》

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