ファイアストンのタイヤリコールが再燃の危機!? ---いえいえ、今回はご心配なく

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ブリジストン・ファイアストンは11日、アメリカ国内で製造・販売した乗用車タイヤ『FR690』の1万8912本と、トラック用タイヤ『Widetrack brand Baja A/T』の754本をリコールすることを明らかにした。前者は走行時に騒音が激しいというトラブルが指摘され、後者はタイヤ側面に記載の空気圧と最大積載量の数字に誤りがあるという。

乗用車用タイヤのFR690は2003年モデルのトヨタ『カローラ』に採用されているもので、サイズは195/65/R15の製品。4月12日から15日までの間、ノースカロライナ州ウィルソン工場で製造された製品のうち、一部に走行時の騒音が凄まじいとの指摘が顧客からあったことでトラブルが発覚した。実際に問題があるのは製造工程を一時停止し、再開後に製造した890本とみられるが、顧客の安心感を確保するため、同工場が問題の期間を含む前後2週間に生産した1万8912本を回収することにしたもの。

トラック用タイヤのバハA/Tは、昨年9月23日から10月13日にかけて製造された754本で、標準の値より空気圧設定を高く、最大積載量は低く行うよう、タイヤ側面に刻印していた。

いずれのケースでも人的・物的な被害は報告されおらず、対象本数も少ないことから2000年の大規模リコールのような問題には発展しないだろうとしている。

《石田真一》

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