F1界の大ボス、バーニー・エクレストンが適正価格であるならばフェラーリを買収するつもりがあると発言した。フェラーリの株式の90％はフィアットが所有していたが、フィアットは今年7月にそのうち34％をイタリアの銀行メディオバンクに売却している。
しかし噂によると、フィアットはいまだに苦境に立たされており、近い将来さらなる株売却があるのではないかという。そこで名前が浮上したのがエクレストンというわけだ。
「そのブランド力は強力だ。しかしフェラーリは自動車販売の利益の大部分をレースに費やしている。そうでなければ売る必要はないだろう? 株を買い取るかどうかはまだわからないが、もし価格が適正なものなら、フェラーリ買収に興味を抱くだろうね」とエクレストン。
F1をただのフォーミュラレースから世界最大の視聴者数を誇る世界規模スポーツに拡大させ、巨万の富を築き上げたエクレストン。そのありあまる資金を使う道がやっと見つかった?
