本田宗一郎も気になる? 排ガス低減技術先駆者に栄誉---本田賞

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本田財団は、2002年度の本田賞をジョンソン・マッセイ社のカタリティック・システムズ・ディヴィジョン副社長のバリー・ジョン・クーパー博士に贈ると発表した。クーパー博士は、自動車用排ガス後処理システムで、先進技術の開発を通じてこの分野の技術発展に寄与し、車社会の大気環境の保全で、先駆的な貢献をしたとして贈られるもの。

1970年代からジョンソン・マッセイ社はガソリン車の排ガス浄化触媒の研究に取り組み、白金属を使った3元触媒の開発に成功した。この触媒は汚染物のHC、CO、NOxを同時に浄化する技術だ。ガソリン車の環境対策に対するパイオニア的な貢献し、実用化にも多大な貢献を行ったことを評価した。

クーパー博士のこれらの活動が本田財団の「人間活動を取り巻く環境全体の調和を図った真の技術=エコ・テクノロジー」の観点に合致するとしている。本田賞の受賞者は23人目で、副賞として1000万円が授与される。授与式は11月15日に東京のホテル・オークラで行われる。

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《レスポンス編集部》

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