駐車違反で警察が強制捜査、何が起こった?

自動車 社会 社会

社有車で駐車違反を繰り返しながら、警察からの出頭要請には「誰が運転していたかわからない」と回答することで事実上の無視を続けていた土木建築会社とその関連4社に対し、兵庫県警は27日、道路交通法違反容疑で家宅捜索を行った。社員の勤務状況を把握して違反者の特定作業を進めるためだが、駐車違反で強制捜査が行われるのは極めて異例。

警察の調べによると、この5社は2001年2月から2002年7月までの間、神戸市内でそれぞれ4〜8回の駐車違反を繰り返し、その摘発を受けていたが、警察からの出頭要請には「名義を会社が有しているだけであり、誰が違反したのか特定できない」と回答し、呼び出しに一切応じてこなかった。

警察で捜査したところ、特に悪質だった5社が実は全て関連会社であることが判明。会社ぐるみで違反を推奨していた可能性が高いとして今回の強制捜査を決めたという。家宅捜索では社員の出勤状況や立ち寄り先の特定を行うための資料を押収し、今後は個人に対して出頭要請を行っていく方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  4. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  5. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る