駐車違反で警察が強制捜査、何が起こった?

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社有車で駐車違反を繰り返しながら、警察からの出頭要請には「誰が運転していたかわからない」と回答することで事実上の無視を続けていた土木建築会社とその関連4社に対し、兵庫県警は27日、道路交通法違反容疑で家宅捜索を行った。社員の勤務状況を把握して違反者の特定作業を進めるためだが、駐車違反で強制捜査が行われるのは極めて異例。

警察の調べによると、この5社は2001年2月から2002年7月までの間、神戸市内でそれぞれ4〜8回の駐車違反を繰り返し、その摘発を受けていたが、警察からの出頭要請には「名義を会社が有しているだけであり、誰が違反したのか特定できない」と回答し、呼び出しに一切応じてこなかった。

警察で捜査したところ、特に悪質だった5社が実は全て関連会社であることが判明。会社ぐるみで違反を推奨していた可能性が高いとして今回の強制捜査を決めたという。家宅捜索では社員の出勤状況や立ち寄り先の特定を行うための資料を押収し、今後は個人に対して出頭要請を行っていく方針だ。

《石田真一》

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