【新型トヨタ『プラド』発表】より高級に、よりタフに

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【新型トヨタ『プラド』発表】より高級に、よりタフに
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トヨタ自動車は『ランドクルーザー・プラド』をフルモデルチェンジし、7日発表・発売した。「ランドクルーザー」の走破性・信頼性を進化させ、オンロードでの快適性を追求、「ニュートラディショナル4WD」をテーマに開発された。

もともと「プラド」はランドクルーザーの上級乗用仕様といった位置付けだったが、モデルチェンジのたびにより豪華になっていく。開発責任者の星邦洋主査は「ファミリー・ユースが伸びて来ています。同時にオンロードユースでの性能も重視されるようになりました。デザインでも先代までは“ワークホース”としてのランドクルーザーのにおいがありましたが、今回、払拭しました」と説明する。

専用高剛性フレームを新開発し、優れた操縦性・走行安定性を確保するとともに、高級セダンに匹敵する静粛性を実現したという。星主査は「オンロードの定速走行なら『セルシオ』より静かも」と語った。

また、センターデフに新開発“トルセン”LSDを、さらに登降坂制御を行うアクティブTRCを設定するなど走破性を高めるいっぽう、オンロードでの高い操縦性・走行安定性と優れた乗り心地を追求したH∞-TEMSとリヤ電子制御エアサスペンションを設定した。“ランクル”ならではのパフォーマンスは維持する。「そこははずせない」と星主査。

エンジンは3.4リットルV6、2.7リットルV6のガソリン2機種、3.0リットル直4インタークーラー付きターボディーゼルの計3機種。駆動レイアウトはフルタイム4WD、トランスミッションは4AT。ボディ・タイプは5ドアと3ドアとあり、定員は5ドアが8人または5人、3ドアが5人。装備グレードは各ボディ・タイプに2グレードずつ。都合12仕様でレインジは構成される。

価格は277万−399万円、月販目標は2500台。取扱いはビスタ店、店頭発表会は12日、13日、14日。

《高木啓》

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