【新型日産『キューブ』発表】CR14DEエンジン……ひとクラス上のトルクと好燃費

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【新型日産『キューブ』発表】CR14DEエンジン……ひとクラス上のトルクと好燃費
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新型『キューブ』のエンジンは、日産の新世代エンジン、「CR14DE」型1.4リットルDOHCの1機種。キューブに先行してデビューした現行マーチに搭載されているものと同一仕様のものだ。

スペックは最高出力72kW(98ps)/5000rpm、最大トルク136Nm(14.0kgm)/3200rpm。シリンダーヘッドには連続可変バルブタイミングコントロールCVTCが装備され、最大トルクは1.5リットル並みの数値だ。

CR14の特徴は、燃費性能の強化にかなりの努力が払われていること。吸排気系のレイアウトの最適化、大容量エアクリーナーの採用、低摩擦のモリブデンコーティングピストンなどの採用によるフリクション(エンジン内摩擦)ロス低減などで、同じ量の燃料を燃やして、より大きなトルクを得られる設計となっている。

また、エンジンコントロールユニットのCPUを32ビット化し、きめ細かい燃料噴射制御を行うことによって、燃費を低減させている。10・15モード燃費は2WDのATで16.4km/リットル、無段変速機CVTでは17.2km/リットルだ。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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