新型『キューブ』には、リラックスをテーマにした3色のインテリアカラーを用意し、8色のボディーカラーとの組み合わせによる24通りのバリエーションの中から、好みやスタイルに合ったカラーを自由に選ぶことが出来る。
日産・デザイン部・第三プロダクトデザイン部・吉富京デザイナーによると、「ボディーカラーのコンセプトはやんちゃでリラックス。やんちゃとは、カラーデザインの中である意味タブーなゾーンへの挑戦。リラックスとは長く乗っても心地良い状態を指す」という。
「設定された8色のボディーカラーは、一見地味なカラーが多いように感じさせるが、さりげない色のトーンを選んだ。『マーチ』でおなじみのオレンジを入れることで、お互いの効果を狙った」と吉富デザイナー。
吉富デザイナーこだわりは新色の「ビームグレー」。「新型キューブの平らな面と丸みのついた面を生かすためには、平らな面でソリッドに、丸い面ではメタリックに見えるのがベスト。そこで、ハイライトがブルーに光るように塗料を配合。メタリックにはよく光る素材を使い、鈍い不透明な塗料を使って実現させた」。「実はとてもぜいたくな使い方」なのだそうだ。
また吉富デザイナーは「今の若い人は、昔のソリッドカラーの車にあまりなじみが無いために、新鮮にうつるのではないでしょうか」と話す。
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