【WiLL『サイファ』発表】ディスプレイ一体型ヘルメットをイメージ

自動車 ニューモデル 新型車
【WiLL『サイファ』発表】ディスプレイ一体型ヘルメットをイメージ
【WiLL『サイファ』発表】ディスプレイ一体型ヘルメットをイメージ 全 2 枚 拡大写真

「育てるクルマ」として発表されたWiLL『サイファ』。“コミュニケーション”がテーマのクルマとして開発は始まったが、それをどうデザインに落とし込むのかは気になるところ。担当デザイナーによると、アニメに出てくるような、ディスプレイ一体型ヘルメットがテーマだそうだ。

「コミュニケーションというものはカタチの無いものなので、デザイン開発段階では確かにいろいろな解釈の仕方がありましたね」と、デザインを担当したトヨタ自動車・VVC(ヴァーチャル・ベンチャー・カンパニー)の井熊政巳デザイナー。途中段階ではセダンも考えられたというから、相当紆余曲折したのだろう。

「情報端末のイメージとクルマの融合として、ディスプレイ一体型のフルフェイスヘルメットをモチーフにしています。同時に、未来のネット社会をイメージして、カプセルとしての意味もこめています。最近は癒しというのがキーワードになることも多いので、未来感と愛着という相反するテーマを同時に表現するのに大変苦労しました」と井熊デザイナーは語る。

さらに井熊デザイナーは、「フロントフェンダーに沿って、従来にない縦型のヘッドライトを配し、未来感を演出しています」と語る。ところでこのヘッドライト、かなり下の方に設置されているが、もちろん法規上問題は無いそうだ。

またトヨタ自動車・VVCの楠田久プロダクトマネージャーによると、「特に意識したつもりではないのですが、サイファのCd値(空気抵抗係数)は0.29と、このクラスでは驚くべき数字です。ボディ下に何も調整を加えていないのにこの数字ですから…」と少々本人も驚いている様子だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  3. 「昭和のオート三輪風に…」ソーラーパネル搭載3輪EV『スリールオータ』に注目!「なんか可愛い」とデザインを評価する声も
  4. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  5. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る