280馬力炸裂!? 70歳男性が陸運支局ビルに特攻

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5日午前、国土交通省・九州運輸局福岡運輸支局(福岡市東区)の敷地内にある陸運会館の玄関付近に暴走してきた乗用車が突っ込み、1階部分が大破するという事故が起きた。警察では運転していた70歳の男性から事故当時の詳しい事情を聞いている。

福岡県警の調べによると、事故が起きたのは5日の午前11時20分ごろだという。福岡運輸支局内にある陸運会館(2階建て)の1階部分に駐車場を急発進した乗用車が激突。建物の内部に車体半分ほどを進入させたところで停止した。この事故で1階の受付でナンバープレートの交付を待っていた男性2人が弾き飛ばされたカウンターなどで腰を打つ軽傷を負い、事務室にいた九州陸運協会の男性職員と、福岡県自動車標板協会の女性職員の2人も軽いケガをしている。

警察では乗用車を運転していた70歳の男性を業務上過失致傷の現行犯で逮捕し、当時の詳しい事情を聞いているが、「キーを抜こうとしたら突然暴走した」と供述しているようだ。目撃者が「突然大きなエンジン音が聞こえ、振り向くと駐車中の軽自動車を蹴散らしながら大型の乗用車が玄関に向けて突進していた」と話していることから、警察ではこの男性がブレーキとアクセルを踏み間違えた可能性が大きいと見て、車体の検証などを進める方針。

この男性は北九州市内でタクシー会社を経営しており、あいさつ回りのために陸運支局を訪れていたという。

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《石田真一》

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