三菱自動車は、12月1日から「第5回国際デザインコンペティション」を開催すると発表した。社内で行う一次審査(審査委員長:オリビエ・ブーレイ乗用車デザイン本部長)を通過した作品群をインターネット上で公開し、人気投票を行うことで、一般の人にも最終審査に参加してもらう。
デザインコンペティションは、三菱自動車・多摩デザインセンターが広く一般に対する情報文化活動の一環として実施するもの。前回の応募は世界60カ国から1000作品近くあった。
今回のテーマは、A「大人のためのパーソナルカー」、B「新しいコンセプトのミニバン」のいずれかの選択制で、両方とも「ジャパニーズモダンテイスト(個々のイメージ)を採り入れたデザイン」、「エコロージー性・ユニバーサルデザインへの配慮」を前提条件に広く世界中から募集する。
応募資格はデザインに感心があり、スケッチ・図面・写真など、グラフィック表現ができれば、アマチュア・プロフェッショナルのいかん、年齢、国籍を問わない。応募締め切りは2003年3月20日。入賞者には総額180−200万円の賞金、最高100万円が贈られる。