なんとドライバーは15歳少女---パトカーから逃走しようとしてバイクを当て逃げ

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沖縄県警は1日、国道を盗難車で逆走してバイクと正面衝突事故を起こした15歳の少女と、同乗していた16歳の少年を業務上過失致傷と道路交通法違反(無免許運転、ひき逃げ)の疑いで逮捕したことを明らかにした。

沖縄県警・那覇署と浦添署の調べによると、この2人は11月30日深夜から1日未明に掛けて具志川市内の民家に隣接した駐車場からワゴン車を盗み出し、15歳の少女が運転する形で那覇市内をドライブしていたらしい。

1日の午前11時ごろ、那覇市内を走行中に警ら中の那覇署・地域課のパトカーがこの盗難車を発見。盗難車が浦添市方向に逃走を開始したため、近隣の警察署に対しても一斉手配を要請するなどして追跡を開始した。

盗難車は浦添市内の国道330号線バイパスで対向車線に進入。150メートルほど走ったところでバイクと正面衝突事故を起こした。しかし、盗難車は止まらず、バイクを引きずったままの状態でなおも300メートルあまりを逃走したが、最終的には路地に入ったところで浦添署のパトカーなどに進路をふさがれた。

盗難車を運転していたのは15歳の少女で、当然ながら免許は持っていなかった。バイクに乗っていた26歳の女性が事故によって重傷を負ったことから、警察ではこの少女を業務上過失致傷と道交法違反(無免許運転、ひき逃げ)の容疑で、同乗していた16歳の少年を道交法違反(無免許運転、ひき逃げ)の容疑で逮捕した。取り調べに対して運転していた少女は「警察に見つかったので逃げようと思った」と供述しているという。

浦添市周辺は沖縄県の中でも特に暴走族の活動が激しい地域として知られているが、警察では逮捕した2人の犯歴などを調べ、余罪を追及する方針。

《石田真一》

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