規制前に網の外へ!! ディーゼル規制逃れが発覚

自動車 社会 社会

今年10月に自動車NOx・PM規制が施行される前に、新たに規制対象地域となる名古屋のトラック運送事業者約60社が規制地域以外の名古屋周辺に営業所を移転させていたことが中部運輸局の調べで明らかになった。

自動車NOx法が改正され、新たに名古屋地域でも古いディーゼル車の使用が禁止されるなど、規制が適用され、こうした事業者はトラックの代替えしなければならなくなる。中部運輸局は規制が開始する前に、営業所の場所を規制地域外に移したり、地域内に本社があって地域外に営業所を新設したと申請した事業者80カ所を調べた。

この結果、実際に営業所として存在していたのは20カ所にとどまり、残りはマンションの一室だったり、掘っ立て小屋が1つあるだけだったり、営業所すら存在しないケースも。規制逃れは明白だった。

運輸局では、営業所を移転させた事業者から事情を聞いたうえで、悪質な場合は営業許可取り消しの処分も行う。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
  2. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  3. まさに水上のスポーツカー!ブラバスの「電動ジェットボード」登場、世界77台限定で340万円
  4. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  5. レクサス『LBX MORIZO RR』、イエロー映える限定車「Original Edition」価格は730万円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る