技術の日産復活? 遠赤外線でクルマの安全性を向上

自動車 ニューモデル 新型車

日産自動車は10日、クルマに搭載する遠赤外線センサーを開発したと発表した。暗闇における歩行者の保護、乗員の状況を検知してシートベルト、エアバッグを制御したり、乗員の体温を感知してエアコンを制御、最適化するなど、自動車の安全性向上に大きく貢献する可能性がある。

従来のセンサーは暗闇で対象物である人体や動物から発する熱をイメージ的に感知・検出できるデバイスとして期待されていた。しかし、高価なために実用化できなかった。今回、日産が開発したのは遠赤外線イメージセンサーは、同社のマイクロマシニング技術や先進安全研究車で培った車載用赤外線技術などを活用、高性能と低価格の両立を実現した。

同社では、遠赤外線イメージセンサーを使って、夜間歩行者の検知してナイトビジョン(夜間視界補助システム)としての活用や、死角にいる人の放射赤外線の検知・警告や乗員の有無、サイズ、姿勢を検知してエアバッグやシートベルトの最適制御で実用化を検討していく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  5. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る