個々の得意技を活かしたチームづくり---これが犯罪でなければ最高だったけど

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大阪府警は11日、大阪府を中心に1府4県で窃盗や強盗を繰り返していたとして、堺市に住む少年14人を強盗傷害や窃盗の疑いで逮捕したことを明らかにした。同じ中学校を卒業したグループで構成されており、それぞれの得意分野で役割を決め、犯行に及んでいた。被害総額は警察が把握しているだけで2500万円を超えるという。

大阪府警・泉大津署の調べによると、今回逮捕されたのは堺市に住む15歳から19歳の少年14人。メンバーはいずれも同じ中学校を卒業しており、それぞれの得意分野を活かす形で犯罪に及んでいた。独自に考案した専用のドア開け工具を作り、わずか5分で高級乗用車を盗み出すことを可能とした「自動車盗難班」、女性をターゲットに原付バイクでの窃盗を行う「ひったくり班」、敵対する不良グループや通行人などを襲撃して金品を強奪する「ギャング班」など、複数のチームが作られていた。

このうち、活動の中心になっていたのは自動車盗難を手掛けるチームと、通行中の人をナイフで襲撃して金品を強奪するチームで、警察が把握しているだけで2500万円以上の被害を生み出した。特に凶悪なのは後者で、ナイフでいきなり背中を刺され、倒れたすきに現金や金品を奪われたという被害者もいた。

警察では逮捕した14人を追及し、グループと一連の犯行などの全容解明を進めていく方針。

《石田真一》

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