どんなに些細な情報でもいい---死亡ひき逃げ事故で兵庫県警が呼びかけ

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昨年12月に姫路市内のファミリーレストラン駐車場で発生した車上荒らしグループによる死亡ひき逃げ事件の早期解決を目指すため、兵庫県姫路署は14日、市民に対して改めて情報提供を求める呼びかけを行った。

この事件は昨年12月14日に姫路市内のファミリーレストラン駐車場で起きた。交際中の女性が所有するクルマを物色している不審な男を26歳の男性が発見。男は女性のクルマからバッグを奪い、仲間のクルマに乗り込んで逃走しようとした。発見者の男性はこのクルマの進路を塞ぐように立ちはだかったが、クルマは減速することなく男性をはね、そのまま逃走した。男性は全身を強く打ち、間もなく死亡している。

兵庫県警は現場に落ちていた破片などから、容疑車両を白色のマツダ製ワゴン車『ボンゴ』と断定。兵庫や岡山、大阪などで登録されている約1000台をピックアップし、このうち700台あまりについては検証作業を終えた。しかし、事件から1年が経過した現在になっても犯人に結びつく有力な証拠は得られていない。

遺族は今年春に情報提供を呼びかけるWebサイトを作り、犯人逮捕に結びつく有力な情報提供者には200万円の懸賞金を出すことも決定している。しかし、事故の目撃者などの情報は今も得られていない。

姫路署(0792-22-0110)では「些細な情報でも構わない」として、市民に情報の提供を呼びかけている。

《石田真一》

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