16日未明、大阪市阿倍野区のコンビニエンスストアへクルマで突入し、ATM(現金自動預払機)を破壊して現金を強奪しようとする事件が起きた。警報システムが作動したため、犯人は現金を取らずに逃走したが、大阪府警は窃盗未遂事件として犯人の行方を追っている。
大阪府警・阿倍野署の調べによると、事件が起きたのは16日午前4時50分ごろだという。閉店後のコンビニエンスストア玄関付近に何者かがクルマで突入。店内に置いてあったATMをバールのようなもので破壊し、現金を奪おうとした。
ところが警報装置が作動したため、犯人は現金強奪を断念。そのままクルマで逃走したという。目撃者は「クルマはバックの状態で店内に突入していた。若い男2人のようだった」と証言しており、警察では窃盗未遂と器物損壊容疑で犯人の行方を追っている。