理由ある逃走!? 無免許女に危険運転容疑適用

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群馬県警は17日、パトカーの追跡から逃走しようとした際、タクシーに衝突して運転手と客2人に全治2週間の軽傷を負わせ、道路交通法違反(無免許運転)で逮捕されていた女に対し、危険運転致傷容疑も新たに適用したことを明らかにした。同日に同容疑で改めて逮捕されている。

群馬県警・高崎署によると問題の事故は今月7日深夜に発生している。同署の地域課のパトカーが一時停止を無視したクルマを発見。赤色灯を点灯し、停止するように呼びかけたところ、このクルマは止まらずにそのまま逃走を開始した。途中で赤信号を3回無視しながら走り続けたが、11時45分ごろに高崎市末広町の県道交差点で4回目の信号無視をした際、70km/hの速度でタクシーと出会い頭に衝突。運転手と乗客2人の合わせて3人に全治2週間程度の軽傷を負わせた。

女は道交法違反(一時停止違反、信号無視)で逮捕し、業務上過失致傷容疑でも取り調べを進めていたが、女が免許の交付を受けたことがないことが明らかになり、パトカーから逃走した理由も「無免許の発覚を恐れた」ということだった。

警察では慎重に検討してきたが、免許の交付を受けることなくクルマを運転していたこと、違反摘発を恐れて無謀な逃走を行ったことが悪質と判断。業務上過失致傷ではなく、危険運転致傷容疑を適用することを決めた。

《石田真一》

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