【新型ダイハツ『ミラ』発表】デザイナーご自慢の面構成をしっかり見てください

自動車 ニューモデル 新型車
【新型ダイハツ『ミラ』発表】デザイナーご自慢の面構成をしっかり見てください
【新型ダイハツ『ミラ』発表】デザイナーご自慢の面構成をしっかり見てください 全 2 枚 拡大写真

新型『ミラ』、『アヴィ』は一見するとスッキリした面構成のようにも見えるが、実は複雑な形状となっている。近寄って、じっくりと眺めないとわからないのが難点だが、角度によっては非常にスタイリッシュにも、ダイナミックにも見える。

「実はこれがミラをしっかりと見せる秘訣なのです」と説明するのは、ミラのデザインを手掛けた第一デザイン室の上山喜代治室長。

デザインコンセプトのうち、前提条件としていたのは「タイヤをできるかぎり外側に配置し、安定感を強調するということ」だった。ただし、女性をターゲットとしている以上、「必要以上に大きく見せてはいけない」という相反する条件もあった。さらには「室内空間をできるかぎり確保したい」という設計からの要求もあったが、結果的にはこれらを全てクリアさせた。

「タイヤハウスあたりが一番外側で、同じ高さのドア面はわずかに引っ込めて内側に傾斜してあります。こうすることでタイヤハウスの張り出しが強調される。下降するウインドーの収納スペースと、ひじかけ配置の問題があり、ショルダー部分がボディ面の最大幅になり、頭上に向かうにつれて軽く傾斜させてある。だから上方から眺めるのと、下から眺めるのでは大きさも若干違うように感じるはずです。目の錯覚みたいなものですが…」と語る。

しゃがみこんだ状態で後方から前方を、ちょっと上向き加減で眺めると「ダイナミックなミラ」に、立った状態で前方のフェンダー端あたりから眺めると「スタイリッシュなミラ」に見えるという。複雑な面構成の成せる技とのことだが、これはご自分の目でお試しあれ。

●おっと、これは?! メールマガジン「デイリーニュースランキング」では毎日の記事の中からオートアスキー編集部が選んだおすすめ記事をランキングにしてお届け。自動車業界、クルマライフのトレンドをキャッチアップ!---

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  4. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
  5. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る