日本自動車工業会が発表した11月の自動車輸出実績によると、四輪車の輸出台数は前年同月比20.4%増の43万5999台となり、11カ月連続でプラスとなった。
輸出金額は、車両分68億1277万ドル、部品分18億5899万ドルの総額86億7176万ドルとなり、前年同月では23.2%増加した。
車種別では、乗用車が同22.1%増の38万2076台だった。普通乗用、小型乗用ともに大幅に伸びた。トラックは同同7.6%増の4万9311台と順調だった。普通トラックは同6.1%増にとどまったものの、小型トラックが同20.0%増と急増したため、全体も大幅プラスとなった。
地域別では、アジア向け、欧州向け、米国向けともにプラスとなった。輸出の好調で国内生産も高水準を維持している。
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