雪の多い北海道ではバイクを使った暴走こそ行われないが、四輪車を使った「初日の出暴走」は一部地域で行われている。そして1日には「死亡事故か!?」というようなトラブルが紋別市内で発生している。
1日の午前3時40分ごろ、紋別市の紋別港第一ふ頭付近で「乗用車が港内に転落したらしい」という110番通報が寄せられた。警察や海上保安庁などが出動し、捜索を行った結果、午前8時に水深5メートル付近に沈んでいる乗用車を発見。クレーンでの引上げ作業を行った。
ところが発見された乗用車は無人状態で、車体番号は削られ、ナンバープレートも外されていた。現場付近では午前2時ごろから暴走族が集結し、約40台で暴走を繰り広げていたという目撃情報もあり、転落したクルマもこの暴走に参加していた1台とみられる。
警察では港内から回収されたクルマが故意に落とされたという見方を強めているが、110番通報では「人が乗っていた」とされており、海上保安庁などは引き続き湾内の捜索を実施したが、不明者は発見されていないという。
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