【ダカールラリー2003】第6レグ…増岡とペテランセル抜け出す

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【ダカールラリー2003】第6レグ…増岡とペテランセル抜け出す
【ダカールラリー2003】第6レグ…増岡とペテランセル抜け出す 全 4 枚 拡大写真

テレフォニカ・ダカール2003(通称パリダカラリー)は7日、エルボルマ−ガダメス間の第6レグ278km(うち競技区間=SS228km)を走行、総合トップはステファン・ペテランセル(三菱)。2位増岡との差は49秒だ。3位はグレゴアール・ドメビウス(BMW)、篠塚建次郎(日産)は4位。

アルジェリア国境に近い山岳・砂漠地帯を南下するルートの第6レグは、距離は短いが、キャメルグラスの生える砂漠を高速で走る。キャメルグラスは砂をしっかりと根が抱え込み、激突すればクルマは飛ばされる。

増岡、ペテランセルが集団から抜け出し、“分差の戦い”をしているのはこの2人だけ。「差は気にしていない。ペテランセルも冷静だが、私も落ち着いて走っている。熱くなったら負け」と増岡は言った。

8日はマラソンステージとなるガートまでの691km。サポートカーはガートに寄らず次のビバーク地サバまで移動、競技車は9日着のサバまで1400kmをサービスなしで走る。「8日の夜は私とナビのシュルツでタイヤを交換し、点検項目のリストに沿ってクルマをチェックする。抑え気味に行き、いいコンディションで8日を終わり、9日はちょっとプッシュして走ろうと思う」と増岡。

■7日、第6レグ終了時の総合成績
マルセイユから2169km走破
シャルムエルシェイクまであと6407km

1:ペテランセル/三菱パジェロエボリューション(2)
 5時間41分16秒
2:増岡浩/三菱パジェロエボリューション(2)
 49秒
3:ドメビウス/BMW X5(2) 15分32秒
4:篠塚建次郎/日産ピックアップ(2) 16分27秒
32:浅賀敏則/トヨタ・ランドクルーザー(1)
 2時間31分33秒
36:片山右京/トヨタ・ランドクルーザー(1)
 2時間48分48秒
62:尾上茂/スズキ・エスクード(2)
 4時間33分32秒

1位のタイムはSS2からのSS合計所要時間とペナルティの合計、2位以下のタイムはトップとの差、(1)=プロダクション部門、(2)スーパープロダクション部門

●こいつはいいぞ?! メールマガジン「デイリーニュースランキング」では毎日の記事の中からオートアスキー編集部が選んだおすすめ記事をランキングにしてお届け。クルマライフのトレンドをキャッチアップ!---

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  2. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. 背もたれに貼り付いた子どもたちの頭髪に…学術集会で議論された「ジュニアシートの適正使用」【岩貞るみこの人道車医】
  5. 「まさにアメリカンスポーツの最高到達点」1000馬力越えの『コルベット』にSNSも注目!コスパ最強ハイパーカー誕生か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る