盗んだクルマを次々に衝突させ、金品強奪した男を逮捕---余罪はまだある?

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福井県警は7日、事故処理を装ってクルマを乗り逃げし、車中に置いてあった金品を強奪した疑いで逮捕した27歳の男が、同様の犯行をこれまでに3件行っていたことを明らかにした。強奪したクルマを他のクルマにぶつけ、そのクルマをさらに乗り逃げするなど、荒っぽい手口も見受けられたという。

福井県警・金津署によると、この男は昨年12月4日、福井市で若い女性の運転する乗用車へ向けて自分のクルマを故意に衝突させ、「クルマを安全なところに移動させる」という口実で運転席に乗り込み、そのまま走り去ったという窃盗容疑で逮捕されていた。ところが余罪を追及したところ、同日から6日までの間、これ以外にも同様の手口で3件の車両強奪を起こしていたことがわかった。最初は民家の駐車場から盗んだクルマを使っていたが、最後の方には強奪したクルマをさらに他車にぶつけるなどしており、徐々に強引な手口になっていたことも判明している。

男は取り調べに対して「車内に取り残されたバッグなどを目当てに狙った」と供述。クルマ強奪についてはあくまでも手段のひとつだったとしている。

しかし、犯行の手口が共通していることや、男が巧みな言動で運転者を外に誘導していることから、この3件以外にも余罪があるのではないかとみて、さらに追及していく方針。

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《石田真一》

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