盗んだクルマを次々に衝突させ、金品強奪した男を逮捕---余罪はまだある?

自動車 社会 社会

福井県警は7日、事故処理を装ってクルマを乗り逃げし、車中に置いてあった金品を強奪した疑いで逮捕した27歳の男が、同様の犯行をこれまでに3件行っていたことを明らかにした。強奪したクルマを他のクルマにぶつけ、そのクルマをさらに乗り逃げするなど、荒っぽい手口も見受けられたという。

福井県警・金津署によると、この男は昨年12月4日、福井市で若い女性の運転する乗用車へ向けて自分のクルマを故意に衝突させ、「クルマを安全なところに移動させる」という口実で運転席に乗り込み、そのまま走り去ったという窃盗容疑で逮捕されていた。ところが余罪を追及したところ、同日から6日までの間、これ以外にも同様の手口で3件の車両強奪を起こしていたことがわかった。最初は民家の駐車場から盗んだクルマを使っていたが、最後の方には強奪したクルマをさらに他車にぶつけるなどしており、徐々に強引な手口になっていたことも判明している。

男は取り調べに対して「車内に取り残されたバッグなどを目当てに狙った」と供述。クルマ強奪についてはあくまでも手段のひとつだったとしている。

しかし、犯行の手口が共通していることや、男が巧みな言動で運転者を外に誘導していることから、この3件以外にも余罪があるのではないかとみて、さらに追及していく方針。

●いやあ、まいったな、ということがないように、メールマガジン「デイリーニュースランキング」では毎日の記事の中から編集部が選んだおすすめ記事をランキングにしてお届け。クルマライフのトレンドをキャッチアップ!---

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アストンマーティンの新型『ヴァンテージS』がSNSで話題に、「これで攻めたら絶対楽しい」「乗れる男になりたい」など期待の声
  2. ポルシェデザインのタワマンは最高72億5000万円、アジア初バンコクの物件が日本発売へ
  3. タイプRとホンダウイング、ホンダ公認の保冷ボトルホルダー2種が登場…夏のドライブやツーリングのお供に
  4. 劇的に流麗! アウディ『Q3スポーツバック』新型に備えよ
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る