三菱ふそうトラック・バスのヴィルフリート・ポート社長・CEO(最高経営責任者)は、21日、都内で開催した社長就任披露会見で、ダイムラークライスラーと三菱ふそうの中型トラック用エンジンを共通化することを明らかにした。
共通化の時期などについては明言せず、今後詰める、としている。三菱とダイムラークライスラーはトラックの開発や販売など幅広い分野での協業を検討している。販売分野では、欧州のダイムラー網を使い、小型トラック『キャンター』の販売をすでに開始するなど一部で協業が実現している。
開発についても日米欧で強化される予定の排ガス規制強化に向け、両社が協力し対応していく方針。三菱は2005年度をめどに、ダイムラーとエンジンなどコンポーネントを共有化する計画を示している。
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