言い逃れは許しません---運転者が誰かわからない…には家宅捜索で対処

自動車 社会 社会

兵庫県警は23日、速度違反を起こしながら、「複数の社員が運転しているために誰がやったかわからない」として、警察からの呼び出しに応じなかった運送会社など5社に対し、道路交通法違反(速度超過)での家宅捜索を実施したことを明らかにした。

今回捜索が行われたのは運送会社を中心とした5社の8事業所。兵庫県警・交通捜査課の調べによると、この5社はオービス(速度違反自動取締機)によって違反を摘発されたにも関わらず、警察からの出頭要請をことごとく無視。警察が再三に渡って要求した際にも「複数の社員が交代で乗っているので誰がやったかわからない」、「運転者が地方に出ており、いつ戻るか不明」、「他の会社にクルマを貸すこともある」などと回答し、呼び出しには一度も応じてこなかった。

このため、警察では運転日報や業務日誌などから運転者を特定することを目的に、道交法違反容疑での家宅捜索を実施。これらの会社から資料などを押収した。押収資料を分析し、違反当日に運転が確認されたドライバーを個別に呼ぶという。

兵庫県警では同様に出頭拒否を続ける100社あまりについても、今後は厳しく対処する方針。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 無線LAN内蔵&業界最大4.0インチ、ブリッツのレーザー&レーダー探知機「TL406RW」が発売
  2. 「ソウルレッド」も完全再現!クルマ用塗料を使ったマツダ公式『ロードスター』スマホケース発売
  3. 「カッコ良すぎて気絶しかけた」トヨタ『ハイラックス』新型発表に歓喜の声、日本発売にも「素晴らしい!」
  4. ポルシェ『911 GT3ツーリング』、コロンビアの熱帯雨林をテーマにした「オセロット」発表
  5. 日産『GT-R』生産終了、記念イベントを11月22-24日開催…歴代Rが一堂に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る