【新聞ウォッチ】ブッシュ大統領、“究極のエコカー”に1430億円も投入

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【新聞ウォッチ】ブッシュ大統領、“究極のエコカー”に1430億円も投入
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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日読売毎日産経東京日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2003年1月30日付

●日産がフジユニバンス株売却(読売・8面)

●江戸開府400年座談会出席者川本信彦・ホンダ相談役ほか(読売・16、17面)

●生ゴミガスで収集車発進横須賀で市内実験(読売・38面)

●日産ディーゼル中国の商用車生産05−06年に10倍増(朝日・10面)

●昨年自動車輸出2年ぶり増加の400万台(朝日・10面)

●トヨタ労組方針ベアより最高額の一時金要求(朝日・11面)

●秋田県無人AT車、人をひく、雪国の常識に死角(朝日・33面)

●米、研究費12億ドル投入へ、燃料電池車で日本追撃(東京・5面)

●熱海の県道ブレーキ利かぬ土手に突っ込むバス横転46人重軽傷(産経・31面)

●コンゴ投資話中古車業者も捜索(産経・31面)

●ドコモ携帯不具合NEC製84万台修理・交換(日経・1面)

●フィアット支援銀行自動車部門分離を検討(日経・9面)

ひとくちコメント

28日夜(日本時間29日午前)、ブッシュ米大統領が一般教書演説を行なった。「対イラク武力行使の方向へと一歩、大きく踏み出した」(毎日)など、きょうの各紙が国際面や社説で詳しく報じている。そんな一般教書演説のなかで、ブッシュ大統領は、究極のエコカーと呼ばれている燃料電池車開発にも触れ「米国が開発をリードできるよう、研究費として12億ドル(約1430億円)を投入する」と述べた。

国際的な開発競争が繰り広げられているなかで、トヨタとホンダがすでに、昨年12月、世界に先がけて実用化に踏み切るなど、この分野では日本車メーカーが先行している。このため、大統領は、輸入原油依存のエネルギー政策の見直しを含め、政府が米ビッグスリーを後押しすることで、燃料電池市場の主導権を握りたいとする狙いがある。

「大したことはない」と言いながらも、1台当たり、月100万円程度のリース料にも渋い顔をするこの国の総理とはやはりスケールが違う。

《福田俊之》

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