三菱自動車工業は、連結子会社のパジェロ製造を完全子会社化すると発表した。三菱はパジェロ製造に66.6%出資しているが、三菱との株式交換で、完全子会社化する。
株式交換手続きの終了は、3月20日を予定している。株式交換に伴って発行する新株は、現在の三菱自動車の発行済み株式数の0.3%程度の約386万株となる。
パジェロ製造は、主に『パジェロ』などのSUVを生産している。グループ内での重要な役割を担うことから、完全子会社化する方針を固めた。
三菱自動車はターンアラウンド計画で、コア事業に事業を集中化している。今回の完全子会社化もこの一環。