高速での接近戦を売り物とするインディカー・シリーズ(IRL=インディ・レーシング・リーグ)は、開幕を3週間後に控えた4日、出場全チームを集めて公開合同テスト“ザ・テスト・イン・ザ・ウェスト”を開催した。サーキットは全長2マイル=3.2kmのカリフォルニア・スピードウェイで、本番シリーズでは最も高速のバトルが繰り広げられるコースだ。
今シーズンから参戦するホンダは、3チーム、6人のドライバーへのエンジン供給を行う。そのうちダン・ウェルドン(アンドレッティ・グリーン・レーシング)は第4戦のインディ500から出場する。
アンドレッティ・グリーン・レーシングのトニー・カナーンは、平均222.547マイル/h=約356km/h(ラップ32秒3527)を記録、出走22台の中で3位。他のホンダ・ユーザーも全員がほぼトラブル・フリーで、本番に向けてスムーズな滑り出しを見せた。