群馬の暴走族の驚くべき示威行為とは

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群馬県警は20日、暴走中に対向車へ消火器を噴射するなどして走行を著しく妨害したとして、渋川市などを拠点に活動する暴走族メンバーの少年3人を道路津交通法違反(共同危険行為)容疑で逮捕したことを明らかにした。

群馬県警・渋川署の調べによると、この少年らを含む暴走族メンバー約20人は昨年12月14日の深夜、渋川市内の国道17号線などで約1時間、低速走行や蛇行運転などの暴走行為を行い、その間に対向してきた乗用車1台に向かって持参していた消火器を噴射。このクルマの視界を一時奪うなどして、走行を著しく妨害した疑いが持たれている。

この暴走族は昨年秋ごろからパトカーによる追跡防止や、他車への嫌がらせ、示威行為の一環として消火器を使い始めたとみられており、交差点などに大量の薬剤が噴霧される被害を少なくとも4件、路上に向かって投げられた空の消火器は数本が回収されている。

消火器を使って警察の追跡を妨害したり、他車に対して噴霧するという行為は暴走族の活動が激しい広島県、宮城県、愛知県、福岡県などで報告されているが、群馬県ではこれまでに発生しておらず、警察では逮捕した3人を追及し、消火器の入手経路や、どこでこの方法を覚えたのかなど厳しく追求していくとしている。

また、現在も逃走を続けている他のメンバーの摘発にも全力を尽くす方針。

《石田真一》

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