【春闘2003】トヨタ満額回答、日産ゴーン社長が後押し?

自動車 ビジネス 企業動向

トヨタ自動車は、2003年春闘で、組合側の要求を成果配分を含めて満額回答することが明らかになった(既報)。

トヨタの組合は一時金基準賃金5カ月プラス55万円の過去最高のボーナスと、ベアを要求しない代わりに、労働の質向上による成果配分として年間6万円を要求した。日本経団連会長でもある奥田碩会長がベア不要論を声高に訴えており、昨年はベアゼロで妥結した。ただ、過去最高の収益を更新するのは確実なため、成果配分としてベアとは別枠で要求した。

経営側は労働の質向上による収益拡大は、ボーナスで応えるとして成果配分の支給に難色を示していた。しかし、組合側が成果配分は今回限りとの見方を示し、さらに日産自動車がベア含む満額回答したことで「このままでは従業員のモチベーションに影響する」と判断、成果配分も過去最高の一時金も満額で回答する方針を固めた。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. コックピット見えた! 2027年型ポルシェ『718ケイマンEV』、衝撃の価格も発覚
  2. 日産のピックアップトラック、『ナバラ』新型が11月19日デビューへ
  3. ネオレトロ戦国時代!? 新型スズキ『GSX-8T/8TT』モビショーでの公開に、「いい意味でスズキっぽくない」「まさしく温故知新」など注目
  4. ホンダ『S2000』にスーパーチャージャー、老舗JDMチューナーが580馬力にカスタム…SEMA 2025
  5. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る