【新聞ウォッチ】株価8000円割れ、奥田会長も「非常に危機的な状況」と憂慮

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【新聞ウォッチ】株価8000円割れ、奥田会長も「非常に危機的な状況」と憂慮
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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日読売毎日産経東京日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2003年3月11日付

●自動車、電機、銀行など大幅下落、東証、自社株買い緩和要請へ、株安の歯止め狙う(朝日・1面)

●2003春闘、三菱自動車は満額回答、5600円の賃上げ要求に(産経・10面)

●GMの燃料電池車、日本での走行認可(産経・11面)

●奥田碩・日本経団連会長「株価8000円割れ定着なら対策を」(日経・5面)

●奥田碩・日本経団連会長「日産はもっと賃上げしても」(日経・11面)

●ヤマト運輸次期社長に山崎篤常務昇格へ(日経・12面)

●オギハラの社長に元マツダ執行役員の佐伯俊秀氏就任へ(日経・12面)

ひとくちコメント

週明け10日の東京株式市場は、イラク情勢の緊迫化を受けほぼ全面安となり、平均株価が一時7975円と20年ぶりに8000円の大台を割り込んだ。きょうの各紙も特集記事を掲載、大きく取り上げているが、日経をはじめ、朝日、産経の3紙が一面トップで報じている。

こうした中で、日経などによると、奥田碩・日本経団連会長は「非常に危機的な状況」との見方を示し「8000円割れが定着するようなら日銀に土地や株購入、国債引き受け上限枠の撤廃などあらゆる手段が選択肢に入る」と強調、株価維持に向けた緊急対策が必要との考えを表明した。

政府は手詰まりで、結果的には日銀頼みに傾いているが、きょう11日の株式市場も、取引開始直後から8000円割れの続落となったが……。

《福田俊之》

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