いすゞが“排ガス”特需で、工場リストラを延期へ

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いすゞ自動車は、今年10月に予定していた川崎工場から藤沢工場への大型トラックの組み立て移管を2004年5月まで延期することを決定した。排ガス規制強化を前に、大型トラックの「特需」が発生しているため。

同社では、昨年12月に発表した再建計画で、今年10月に川崎工場での大型トラックの組み立てと大型車用のトランスミッションの組み立てを藤沢工場に、大型エンジンの組み立てを栃木工場にそれぞれ移管する計画だった。これを2004年5月まで、約半年間移転時期を延期する。栃木工場で生産している7〜10トンクラスのアクスル組み立ての藤沢工場への移管も同様に2004年5月まで延期する。

移転を延期するのは、国内の排ガス規制を前にしてトラックの需要が急増しているほか、中国向けを中心に輸出が好調なため、生産移管で生産台数が落ちるのを回避する。

《レスポンス編集部》

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