九州横断380km!! ---東へ西へ、逃走した男

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3日、大分県内で盗難車に乗っているところを発見され、パトカーの追跡を受けた男が高速道路を使って長崎県まで九州を横断するように逃走するという事件が起きた。発見から逮捕までは約2時間30分、4県にまたがる逃走距離は380kmに達したという。

大分県警、福岡県警、佐賀県警、長崎県警の各高速隊の調べによると、事件が起きたのは3日の午前10時20分ごろだったという。同日未明に福岡県北九州市内で盗まれ、被害届けの出ていた外国製高級車が大分県日田市内の大分自動車道を大分市側へ向けて走っている様子をパトロール中の大分県警・高速隊のパトカーが発見、停止を求めた。

しかし、このクルマはスピードを上げて逃走を開始。大分道を走り抜け、同県日出町内の宇佐別府道路の速見インターチェンジ(IC)付近で突如Uターンし、今度は佐賀県方向に向 けて西進した。

逃走コースを管轄する各県警の高速隊は無線などで連絡を取り、県境付近で引き継ぎをしながら地上からはパトカーで、上空からはヘリコプターで追跡を続けたが、盗難車は鳥栖ジャンクションを経由して長崎自動車道に入り、さらに西進。連絡を受けて追跡を開始した長崎県警のパトカーに進路を阻まれると、今度は長崎県多良見町の長崎多良見IC付近で再びUターン。今まで走ってきたコースを戻るように東へ針路を取った。盗難車は40km/hから180km/hまで緩急入り混じるようにして走り、追跡するパトカーを混乱させ た。

しかし、発見から2時間30分後の午後1時すぎ、佐賀県大和町内にある佐賀大和ICの2km手前地点でガス欠のために走行不能になったところを確保され、運転していた男は窃盗容疑で逮捕された。

警察の調べに対し、男は「クルマは知人から借りたもの」と供述。逃走した理由については「追いかけるから逃げた」と話しているという。

《石田真一》

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