トヨタ、中国・第一汽車と『クラウン』生産など正式合意

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トヨタ自動車は、包括的な提携で合意していた中国・第一汽車と具体的な生産計画を決めた。東京で9日午後、張富士夫社長と第一汽車首脳が契約書に調印し、記者会見して発表する。トヨタの高級セダン『クラウン』を2005年から生産するなど、共同生産モデルを大きく拡充する。

クラウンは、トヨタと第一汽車グループとの合弁による天津豊田汽車が天津市内に建設する第2工場で生産する。天津豊田は昨年9月から、『ヴィッツ』をベースにしたセダン『ヴィオス』を生産しており、トヨタの中国本格進出の橋頭堡ともなっている。クラウンの生産規模は当初、年3万台規模となる見通し。

両社はこのほか、第一汽車の長春市の工場で『ランドクルーザー』を生産する。トヨタが技術供与する。さらに小型バス『コースター』を生産している四川豊田汽車では『ランドクルーザープラド』も新たに生産する計画だ。

《池原照雄》

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