5月31日−6月1日に、決勝レースが行われる「ニュルブルクリンク24時間レース」(ドイツ)に、オーツタイヤのファルケン・モータースポーツが日産『スカイラインGT-R』(R34)で参戦する。NISMO=ニッサン・モータースポーツ・インターナショナルがエンジンの技術支援をする。
通称「ニュル24時間」は、ツーリングカーが200台以上も参加する世界最大規模の耐久レースのひとつ。今年で31回目の開催。
エントリーするGT-Rはスーパー耐久シリーズ用のGT-Rをベースに、NISMOの「Z1」エンジン(「RB26DETT」改、2.8リットル、出力約500PS)を搭載。さらに幅広タイヤを履くためのオーバーフェンダー、ニュルブルクリンクに合わせたセッティングを施したサスペンションシステムを装着している。
今年のマシンは昨年参戦したモデルを改良したもので、外板をカーボンに替えて約50kgを軽量化、空気抵抗を考慮してオーバーフェンダー形状をアーチ状からブリスター風に改めた。
ファルケンのGT-Rでのニュル24時間参戦は3年連続4回目となり、昨年は日本車最高位の総合5位に入賞した。今年のドライバーは昨年と同じく、ローランド・アッシュ(ドイツ)、ダーク・ショイスマン(ベルギー)、木下隆之、田中哲也の4人組。