裏六甲ついに夜間走行禁止へ---雑誌とゲームが煽って、走り屋を集結

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兵庫県警は15日、山間部のカーブが連続した道路で暴走を繰り広げるローリング族(ドリフト族)対策の一環として、神戸市の「裏六甲ドライブウェイ」で土曜、日曜、祝日の午前0時から同5時までの間、タクシー以外の乗用車を全面通行禁止にすると発表した。二輪車に関しては土曜、日曜、祝日の終日が走行禁止になっており、今回の措置はそれに続くものとなる。

裏六甲ドライブウェイは観光道路として機能していたが、改造車ユーザーを対象とした雑誌に「関西の走り屋は裏R甲を極めろ」などといった紹介記事が掲載され、さらには昨年8月、このコースをズバリ紹介したプレイステーション2用のゲームソフトが発売されて以来、関西圏の各地から改造車のユーザーが集結。タイムトライアルと称した暴走を繰り広げるといった行為が週末などに頻発するようになった。昨年のゴールデンウィーク中には100台近い改造車が集まり、道路を強制的に閉鎖して暴走を行った。

地元住民は警察に対して苦情を何度も申し立てていたが、パトカーが現場に急行することを知るや、こうした改造車はすぐに立ち去ってしまうため、イタチごっこと化していた。

警察は麓などで改造車に対する取り締まりを実施していたが、根本的な解決は道路を通行禁止にして排除するしかないという結論に達し、週末を中心とした夜間の走行を一切禁じる強硬策を実施することになった。

乗用車の通行禁止は毎週の土曜と日曜、そして祝日の午前0時から同5時までの間、行われる。この間、裏六甲を通行できるのはタクシー、そしてパトカーや救急車などの緊急車両のみとなる。

県警では「裏六甲はこれで事実上走れなくなる」としているが、他の山間部の道路に走り屋が進出するのではないかとという危惧はあり、警察では動向を見極めたいとしている。

《石田真一》

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