【ホンダ『エレメント』発表】北米仕様と日本仕様の違いはどこに?

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【ホンダ『エレメント』発表】北米仕様と日本仕様の違いはどこに?
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『エレメント』はアメリカのイーストリバティ工場で全量が生産される。アメリカでの月販は実数で6000台程度だが、日本での月販目標はその1/6にあたる1000台に留まる。小さく見えるが全幅は1800mmをオーバーしており、名実ともに「アメリカで売ることを考え、アメリカの仕様に合わせたクルマ」といえるだろう。

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今回の日本導入にあたっては、いくつかの点が日本の使用環境に合うように変更が行われた。「その最大のポイントはリアシートにある」と開発責任者の松嶋さんは説明する。

北米仕様エレメントの場合、リアシートは完全に取り外すことが可能だ。しかし日本仕様ではリアシートを折りたたみ側方に跳ね上げて固定する。外せなくした理由は「シートを外せる構造にしても、外したシートを置く場所が日本の家には無いから」。

また、シート自体にもスライド機構を設け、140mm前方に押し出せるようにしてある。これは「アメリカ人に比べ日本人の体格は小さいため、シートを前にスライドさせ、その分だけ荷物を積めた方が良いだろう」という考え。もっともシート間隔は最初から広いので居住性が損なわれることもない。

さらに北米仕様はパーソナルユースを念頭に置いたために4人乗りだが、日本では5人乗りとなった。これは営業サイドから「日本仕様は5人乗りにして欲しい」という要望が強かったため、としている。北米仕様ではリアシート中央にドリンクホルダーが設けられている。

《石田真一》

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