米国フォード・モーターが発表した第1・四半期(1-3月期)決算によると、売上高は前年同期比3.7%増の410億3300万ドルで、純利益が8億9600万ドルとなり、昨年の第2・四半期(4-6月期)以来、3・四半期ぶりの黒字となった。
フォードは業績が大幅に悪化しており、工場閉鎖を含む抜本的なリストラを検討している。第1・四半期は新車販売が好調に推移したほか、コスト削減で、黒字を確保したと、している。とくに、北米部門は、インセンティブ(販売奨励金)を大量に投じたものの、業績は好調だった。
1株当たりの利益は0.45ドルだった。