盗難車をさらに盗難、そして逮捕---「騙された」と言うけれど

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埼玉県警は22日、警察署内の駐車場に保管していた盗難車を再び盗んだとして、31歳の自称暴力団員の男を窃盗容疑で逮捕したことを明らかにした。男は「クルマは知人から借りて乗っていただけだ」と容疑を否認しているという。

埼玉県警・川口署の調べによると、問題のクルマは今年1月下旬に同県の白岡町内で盗まれた時価300万円相当の高級車。今月17日、川口市駅近くの駐車禁止区域に路上駐車されていたため、レッカー移動を行ったが、後にこれが盗難手配車両だと発覚。保管場所を川口署内に移し、捜査車両などと一緒に署内駐車場で保管していた。ところが18日未明に当直の警察官がクルマが盗まれていたことに気づき、再手配していた。

その後、22日未明にこのクルマを川口市内をパトロール中の署員が再び発見。クルマに乗っていた男を窃盗の容疑で逮捕している。

警察の取り調べに対し、この男はクルマを警察署の敷地内から盗んだことを否認。「知人から預かっていただけ」、「盗難車とは知らない、だとしたら騙された」などと供述しているという。

《石田真一》

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