公共の場が次々と禁煙となっていく中、阪神高速道路公団は高速道路のPA内の休憩所を、喫煙コーナーを除いて、2003年5月1日より禁煙とすることにした。理由は、健康増進法が施行されるためだ。
健康増進法では、学校、体育館、病院など多数の者が利用する施設の管理者は、受動喫煙を防止するための必要な措置を講じるようにしなければならないと努力目標を定めている。日本道路公団などのSA、PAなどのトイレが全面禁煙になったり、あるいは喫煙コーナーを設けているが、今回の阪神高速道路公団の決定はそれをさらに展開したものと言える。
喫煙者はだんだんと肩身が狭くなってきているが、今回の阪神高速道路公団の決定は大いに歓迎されることだろう。