【飲酒運転厳罰化の陰で】ノンアルコール飲料ターゲットは「精神力の弱い人」!?

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【飲酒運転厳罰化の陰で】ノンアルコール飲料ターゲットは「精神力の弱い人」!?
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改正道路交通法施行によって訪れたノンアルコール飲料ブームは、ソフトドリンクを製造する大手メーカーにとってもビジネスチャンスとなった。ポッカコーポレーションは今月下旬から酎ハイテイストのノンアルコール飲料『運転CHU』の発売を開始した。

缶酎ハイの中で最も売れ筋商品だと言われているレモン味をフィーチャーしたもの。甘味の無いレモンスカッシュといった感じだが、ほのかな苦味もあり、本物のレモン味酎ハイと並べて飲んでみてもその差がハッキリとしない。そういった意味では非常に秀逸な商品。コンビニ向け商品の350ml缶と、飲食店向けに売られる300ml瓶の二つがラインナップされる。これならば宴会の際に「今日はこれで…」と飲まれても場の雰囲気を損なわない。

問題があるとしたならこの商品についてのプレスリリースに書かれていた一文だ。「運転CHUは、運転中などのお酒を飲みたい時に飲めない状況にいらっしゃる方に向けて開発した」というもの。運転中に飲酒ができないのは当然のことだと思うが、そうしたときに飲みたいと思う人こそ飲酒運転に走りやすいという読みか。

《石田真一》

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