電力不足が深刻……首都高速のライトアップ時間を短縮します

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首都高速道路公団は6日、湾岸線に掛かる3橋(レインボーブリッジ、鶴見つばさ橋、横浜ベイブリッジ)で行っているライトアップによる演出時間を同日夜から短縮する方針を明らかにした。原子力発電所の点検停止による首都圏での電力不足に対処することが目的と説明している。

首都高速・湾岸線にあるレインボーブリッジ、鶴見つばさ橋、横浜ベイブリッジの3橋ではこれまで日没から午前2時までライトアップによる演出を行ってきた。しかし、東京電力の有する17の原子力発電所が点検作業のために停止しており、首都圏で深刻な電力不足に陥る可能性が出てきたことからライトアップの時間を短縮。少しでも電力消費量を抑えることを決めた。

ライトアップ時間が短縮されるのは6日夜からで、午後7時から午前0時までを点灯時間と定めた。従来よりも2〜3時間短縮される。原発が再稼動するとみられる今秋まで実施する方針だが、電力不足がより深刻になった場合にはライトアップの中止自体も検討しているという。この短縮によって1カ月あたり2万7600kWの電力が削減できると公団は試算する。

《石田真一》

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