オーストリアGPで2度のスタート遅延原因となったトヨタのクリスチアーノ・ダマッタ。グリッド最後尾からスタートとなり、最終的には10位フィニッシュまで持ち込んだダマッタだが、6戦終了した時点でチームのパフォーマンスがあまり向上していないことに不満を隠せない様子だ。
「オーストリアは他のレースに比べて10倍は難しかった。シーズン開始直後の数レースは結果は出なかったにせよ、パフォーマンスレベルでは現在よりもいい形にあったように思う」とダマッタ。
前戦スペインでは今季初ポイントとなる3点をマークしたものの、オーストリアではオリビエ・パニスがサスペンショントラブルでわずか7周リタイア。ダマッタもラウンチコントロールにトラブルを抱えるなど、不安材料はまだまだ残っているようだ。