乗客のケガは自己責任、減速しなかったことは運転手の責任

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昨年11月、濃霧で視界を失ったにも関わらず減速することなく走り続け、高速道路料金所でETCゲートと衝突する事故を起こし、乗客8人に重軽傷を負わせた33歳のバス運転手について北海道警は21日、「一定の過失は認められる」として、業務上過失致傷の疑いで書類送検したことを明らかにした。

この事故は昨年11月24日の午前7時30分ごろに発生している。道央の滝川を出発し、JR札幌駅に向かっていた高速バスが道央自動車道の札幌インターチェンジ(IC)の料金所ブースに衝突。その後に隣のETCゲートにも衝突して停止した。シートベルトをしていなかった乗客2人が車外放出されて重傷を負い、運転手を含む8人も軽傷を負ったというもの。

当時、札幌IC付近は濃霧に覆われており、視界は60m程度しかなかった。バスの運転手はICに接近しているとは思っておらず、道路をそのまま直進する感覚で料金所ブースに激突したとみられている。

この事故で重傷を負った2人の乗客はシートベルトをしておらず、それが負傷する直接の原因になったとして運転手の刑事責任をどのようにするかが議論されてきたが、ベルトをしていた他の乗客も負傷していることや、視界不良の状況下で減速するなどの措置を取らなかったことが過失に当たると判断。業務上過失致傷の疑いで書類送検することに決めた。

《石田真一》

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