【トヨタ『ラウム』発表】デザイナーズトーク…うれしがって見せたい!!

自動車 ニューモデル 新型車
【トヨタ『ラウム』発表】デザイナーズトーク…うれしがって見せたい!!
【トヨタ『ラウム』発表】デザイナーズトーク…うれしがって見せたい!! 全 2 枚 拡大写真

新型『ラウム』にはトヨタ・ユニバーサルデザインが実際に目で見てわかる部分が多く存在する。ポイントとなったパノラマオープンドアとタンブルシートという組み合わせの中にもそれが見て取れる。助手席に取り付けられた「不思議な出っ張り」の秘密が「デザイナーズトーク」で明らかにされた。

「助手席シートに不思議な出っ張りがあります。デザイン上は違和感があるが、使ってみてそのありがたみがわかりますね。ユーザー調査が生で出ている感じがします」とインダストリアルデザイナーの山中俊治氏。乗り降りする時に手を置く場所なのだ。

それに対し、駒田デザイナーは「うれしがって見せたいなぁという感じはあります(笑)。空間新発想のアシストグリップと呼んでいますが、これも試験者の乗り降りをビデオ撮影して、手で支えている部分を検証して作りました」

「大開口部に対してかなり大きいシートですが、シートベルトを内蔵して、タンブルするのは世界初です。それを安く提供するのがトヨタの使命です。デザインして魅力的なものにするのが、これからの目標です」と語った。

「『おーかっこいいシート』というところまでデザインしてほしい。そしたら即買いなんだけどな(笑)」という山中氏。ユニバーサルデザインとは「人に優しい」こと。デザインに表すのは難しい言葉である。それを目標やキーワードとして掲げ、追求することがカーデザインの新しい一歩にもつながっていくのだろう。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  3. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
  4. 新型『キックス』ブラジル発売で浮き彫りになった「日産への期待と本音」
  5. 父親への贈り物に“16万針の刺繍”で飾ったロールスロイスを…世界に一台の『ファントム・ダンテル』公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る