ケンカを売った相手が強かった? 逃げようとして故意にはねる

自動車 社会 社会

佐賀県警は1日、交通トラブルを発端に口論となった男性を故意にはね、ボンネットに乗せたまま500mあまりを走行したとして、30歳の男を殺人未遂容疑で逮捕したことを明らかにした。男は「相手が死ぬかもしれないと思った」などと供述しているという。

佐賀県警・鳥栖署の調べによると、事件が起こったのは5月31日の午後6時ごろだという。佐賀県北茂安町内の国道264号線を30歳の男がクルマを運転していたところ、自分の前に1台のクルマが強引に割り込んできた。男は割り込んできたクルマを運転していた29歳の男性に文句を言ったところ、男性はクルマから降りてきてその場で激しい口論となった。

男性が男につかみかかってくるなどしたため、男は自分のクルマの中に戻ったが、相手の男性は自分のクルマの前に立ちはだかって進路を妨害し続けたため、男は相手が負傷するか死ぬかもしれないと考えながらクルマを急発進させたという。

男性はクルマにはねられた際にボンネットに倒れこんだが、ワイパーにつかまるなどして振り落とされないように耐えた。クルマは男性を乗せたまま50km/hの速度で500mを走り抜けたところで停止。男は駆けつけた警察官に殺人未遂容疑で逮捕された。

警察の取り調べに対し、男は「相手が死ぬかもしれないと思ったが、このままだと自分に危害が及ぶと判断した」と供述しているという。警察では相手の男性からも事情を聞き、トラブルがどのような経緯で発生したのかを調べるという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ヴェゼルの正解ホイールはこれだ!RAYS『HOMURA & RSS』の最新“純正適合ホイール”を一気見PR
  2. マツダ、新型電動SUV『EZ-60』を中国発売…約250万円から
  3. スズキの新型ハイブリッドSUV『インビクト』、インド安全性評価で最高の5つ星獲得
  4. トヨタ『GRカローラ』に2026年型、米国は2グレード展開で今秋発売へ
  5. メルセデス・マイバッハ『Sクラス』に「V12エディション」、100年続くV12エンジンの伝統に敬意…世界限定50台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る