交通事故死者、過去36年で最低に---ただし、事故は多発中

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政府は3日、2003年度版『交通安全白書』を発表した。飲酒運転に対する罰則強化が奏功し、昨年の交通事故死者(24時間死者数)は8326人と、現行の統計方式を採用した1966年以降、最低水準となった。交通事故の発生件数は93万6721件(前年比1万448件減)、負傷者数は116万7855人(同1万3100人減)だった。

発生件数、負傷者数も12年ぶりに前年マイナスに転じたが、60年代の“第1次交通戦争”時代を依然として大きく上回る水準で推移している。今後は、高齢化対策や生活道路での事故対策、交通安全教育の充実などを通じ、交通事故の発生そのものを抑え込む工夫が求められそうだ。

《編集部》

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