交通事故死者、過去36年で最低に---ただし、事故は多発中

自動車 社会 社会

政府は3日、2003年度版『交通安全白書』を発表した。飲酒運転に対する罰則強化が奏功し、昨年の交通事故死者(24時間死者数)は8326人と、現行の統計方式を採用した1966年以降、最低水準となった。交通事故の発生件数は93万6721件(前年比1万448件減)、負傷者数は116万7855人(同1万3100人減)だった。

発生件数、負傷者数も12年ぶりに前年マイナスに転じたが、60年代の“第1次交通戦争”時代を依然として大きく上回る水準で推移している。今後は、高齢化対策や生活道路での事故対策、交通安全教育の充実などを通じ、交通事故の発生そのものを抑え込む工夫が求められそうだ。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの21車種55型式・計64万6376台にリコール…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  3. トヨタ『C-HR+』のスバル版、『アンチャーテッド』発表にゲームファンも反応? その理由は
  4. スズキ『ジムニー』が40万円以上もアップ リセールバリュー白書2025
  5. 【トヨタ カローラクロス 新型試乗】“クラスの水準の上”をいく快適な走りがさらに進化…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る