ICカード型運転免許、来年度から実用へ---プライバシーは大丈夫?

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警察庁は12日、ICチップを内蔵した運転免許証の仕様を公表した。非接触型で8キロバイトの容量を持つチップを免許証内部に埋め込み、運転者の氏名や住所、生年月日など免許記載情報を記憶させる。これにより偽造防止効果や、交通反則切符の作成事務の省力化などにつながるとしている。

来年度から各都道府県警察本部にIC運転免許の作成機器などを配備し、順次、ICカード内蔵型に切り替えていく計画だ。免許証のサイズは変わらず、厚みが0.5mmから0.76mmへ、ちょっぴり厚くなる。

警察庁は「IC免許が普及した時点で本籍地の記載を廃止する」など、ICカード免許のPRに懸命だが、一部の交通ジャーナリストからは、警察によるプライバシー侵害や交通管理社会への懸念を示す声も出ている。

《編集部》

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