ICカード型運転免許、来年度から実用へ---プライバシーは大丈夫?

自動車 テクノロジー ITS

警察庁は12日、ICチップを内蔵した運転免許証の仕様を公表した。非接触型で8キロバイトの容量を持つチップを免許証内部に埋め込み、運転者の氏名や住所、生年月日など免許記載情報を記憶させる。これにより偽造防止効果や、交通反則切符の作成事務の省力化などにつながるとしている。

来年度から各都道府県警察本部にIC運転免許の作成機器などを配備し、順次、ICカード内蔵型に切り替えていく計画だ。免許証のサイズは変わらず、厚みが0.5mmから0.76mmへ、ちょっぴり厚くなる。

警察庁は「IC免許が普及した時点で本籍地の記載を廃止する」など、ICカード免許のPRに懸命だが、一部の交通ジャーナリストからは、警察によるプライバシー侵害や交通管理社会への懸念を示す声も出ている。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  4. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  5. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る