航空写真やレーザー計測したデータを用いて、コース作りをリアル化させた『首都高バトル01(ゼロワン)』だが、ゲームのシステムとしてはこれまでのシリーズと同様にSP(スピリットポイント)制を導入している。
このゲームでは「プレイヤーが首都高を走り、ライバル車を見つけて挑戦を挑む」というのが基本的な流れとなっている。バトルの勝敗を決めるのがスピリットポイントで、これは「ドライバーとしてのやる気ゲージ」と考えたるとわかりやすい。
自分のクルマがライバル車を大きく引き離せば、ライバル車のドライバーのやる気が減る。同様に自分のクルマがライバルに引き離されれば「ああ、もうダメだ」とあきらめが入り、自分のやる気ゲージが落ちていくという展開になる。どちらか一方のゲージがゼロになった段階でバトル終了となり、勝敗が決まる。
ライバル車は同じ傾向のクルマを使ったチームを組んでいるが、前作までは一対一のバトルしかできなかった。ところが本作からは2台が一緒になって襲い掛かってくるという一対二のバトルまで用意されている。
これまでのシリーズと同様、チームのボスを倒すと新コースが走れるようになったり、さらに強い新たなチームが現れるという展開にも変化はないようだ。ゲームに登場するライバルは全部で600名存在するとされている。
しかし、ある一定の条件(プレーヤーの選択した車種、プレイする時間や曜日)をクリアしてないと出現しないキャラクターや、地域限定型のキャラクターもいるので、普通にプレイして対戦できるライバルは最大でも400名程度ではないかという。