【首都高バトル01】舞台がリアルになって、ドライビングスキルに依存

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【首都高バトル01】舞台がリアルになって、ドライビングスキルに依存
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コースがリアルさを増したことで、前作の『首都高バトルZERO』と比べた場合、今回の『首都高バトル01(ゼロワン)』では様々な制約も生まれている。言うなればコースの特性を生かしてライバルを倒すのではなく、自分のドライビングスキルの重要度が増したというような状態となった。

今回から取り入れられた変更点として、最もプレイに影響を与えることになりそうなのが「道路幅を現実のものと同一にした」ということだろう。前作では浜崎橋や江戸橋のジャンクションなど、分岐・合流点の道幅は現実よりも広くなっており、拡大する車線を使ってライバル車を抜くといったことも可能だった。

浜崎橋ではドリフトを行って車線を意図的に潰して敵をブロックしたり、江戸橋では環状線に行くと見せかけて新環状側に飛び込むなどのテクニックが使えたが、今回は道幅がリアルになったことでそれも難しくなった。

また、前作では工事による道路封鎖が行われており、車線が一時的に減少するなどの設定もあったが、今回はそれが無くなっている。アザーカー(障害物となるクルマ)に阻まれ、引き離されたライバル車に追いつきやすくなるというメリットがあったが、それも甘受できない。

さらには今回から導入された悪天候環境(雨や雪が降って路面が滑りやすくなる)のため、ハイパワーなクルマを使ったとしてもそれが仇となってスリップやスピンを誘発する危険性もある。一筋縄では勝てないぞ、というのが率直な感想だ。

ただし、ライバル車を故意に壁に押し付けてSPポイントを減らしていったり、執拗なブロックを行ってライバル車を料金所ブースへ激突させる事故を誘発する、横からタックルを行って待避所にライバル車を押し込むといった「ゲームでしか行えないラフプレー」は今回も可能らしい。

「バーチャルな世界で現実ではできないことを試す」という意味ではこのゲームは非常に楽しい。ハイスピードでブッ飛ばそうが、側壁に幾度となく衝突させようが逮捕されることもケガすることもないのだから。

《石田真一》

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